2009年5月17日日曜日

三日坊主 (★)

5月17日

何事にも三日坊主の山姥が、この日記を付けはじめて二週間。 青息吐息で歩いている。
三日の山場を越え得た訳ではない。
一日半程度のところかも。 いや、単に半日相当!

いろいろのことに興味があり、気移りの激しい性分で、今までに三日坊主の類は五万とある。だから、ここで止めても、何を今更めめしいことをと、怪訝な気分になる程度。
やり始めたことさえ忘れたら円満解決だ。

三日坊主は単に忘れ去るものと、後で思い出して何かに繋がるものがある。
思い出して、繋がって、心安らぐのは、後で振り返ってみた時の話だ。
後で繋がるようにと願いながら、中断を狙うとは、さもしい根性以外の何ものでもない。
ただ今、そのさもしい根性にさいなまれ中。
  
何せ厄介なのは、ソバのホームページが外に出たいと待っていることだ。
一寸薄着になって外へ出るのに都合が良いだろうと、ヤツが指図するから始めた話。
ところが、始めてみると、ブログ方からそのソバのホームページに繋げておいた方が良いし、その内容は斯く斯く云々と命令してくる。
薄着になるどころか、襤褸切れを纏いの状況になってきた。

さらに、さらに厄介なのは、ソバのホームページを立ち上げようと考えたそもそもが、私のソバ、平凡社の「そば学大全」の続きを考えたからである。
「そば学大全」のあとがきに、「そば」ではなく、「ソバ学大全」を次に書きたいと記した。
「そば」と「ソバ」では意味が違う。それはあの本の中にも書いた。
まして「大全」などと呼べるわけがない。ブツクサ言って編集者を困らせた。

ほんの一部しか書ききれず、表現の拙さは再読するのさえ苦痛で、逃げ出したかった。
事実逃げ出した。発刊日に北京から黄土高原へと。
普通ソバとダッタンソバの食べ方の違いを求めての、二十日ばかりの旅は心安らぐものだった。かなりの情報と写真を貯めて、ひと時の安堵感に浸ることが出来た。
しかし、当然のことながら、それはひと時に過ぎなかった。余りにも当然の話として、それは次の疑問を呼び、次の旅と収穫を続けて、蓄積と捨てきれないゴミの山を生んでいった。

イネは自殖性で比較的均質な環境を整え易い水田に栽培される。ソバは他殖性で、環境の均質でない畑に栽培される。両者の個体変異の程度は驚くほど違う。さらに成長するほどその違いは大きくなってくる。その故もあって、他殖性の穀物はソバだけである。
(ライムギも他植生であるが、交配のシステムがソバよりはるかに巧妙であることと、その他諸々で、ソバほどの個体変異を生じないから、ここでは除くとする)

人間は言うまでもなく他殖性で、環境はさまざまで、成育期間は比べ物にならないほど長い。年齢を重ねるほど、個体変異が出てくるのは当然ではないか・・・と、私は思う。

ソバの料理は、それらが織り成す様々の要因が掛け合わさったものだから、様々で、そこが面白い。が、方向性を見出すどころではなくなってくる。
手打ちそばの名人は、そば粉を手なずけて、常に同じものに仕上げることに妙味があるとおしやる。 なるほど・・・。 
でも、 「そうかしら?」と、一寸反論したくなる。

このように並べると、ひたすらソバを求めて歩み続けてきたようだが、そうではない。
もしそうだったら、如何な私でも・・・・・


   悔やみなさんな。
   嘆きなさんな。
   眠ったら、一寸は良い案が浮かぶよ。
   カッコウ付けて捨てたりしないで。
   投稿を忘れなさんな。
   

   God night
  God bye
 
ムニャムニャ 



それにしても、変なタイトルだねー



ムニャムニャ ムニャムニャ
グー グー ガアー

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