2009年5月15日金曜日

北欧の冬

5月15日

昨日の続きで、ソバの粒食カーシャの話にしょうと、PCの前に座ったが、何やら進まない。




カーシャ料理はロシア、ウクライナ、ポーランドなど、北欧に近いところの伝統料理である。私は一寸迷って、さらに北進し、季節も進んで冬になったのかも。




フィンランドとロシアの国境に、伝統的なカーシャ料理があるという。そして、そこは両国が国境線を決めるにあたって、村が両国に分断されてところだとも聞いた。4年ぐらい前から訪ねたいと思っているが、まだ果たせないでいる。




ソバには、そんな悲しい歴史が多く残されている。庶民たちのささやかな生活に、一人一人にとってとんでもなく大きな重荷の思い出が。



ヨーロッパの人々のソバに対する思い入れは、日本人とは一寸違うものがある。異民族支配の過去の重みなのかも。





とにかく、今日もまた北欧の冬の一日である。太陽があがる間も無く日が落ちる、あの短い一日だ。
私のブログで言えば、「お早うございます」との挨拶だけの投稿である。
しかし、ヨーロッパの文化は夜の長さの中で育てられたと聞いた。
確かにそうかも知れないし、そうありたい。



始めたからには続けたい。つまらんことに力を注いで・・と冷笑する自分がいないではない。当面はその冷笑する自分を押さえ込む工夫をしながらの継続である。
そのための手順を考えて過ごした。それが今日、私の北欧の冬の夜。

10日間、とにかく連続投稿をして、一寸疲れて、一寸楽しい状況でもある。
良かったと思えることは、テレビ、音楽、人の声など等に、不思議な新鮮さを感じるようになったこと。これが続くかどうかは不明だが、何でも良いから続けてみよう。
途中で休むのも一法だろうが、分からないことは一寸やそっとに時間では解決できない。
主にネットの使い方。
長い時間をかけて、癖のようになってしまったときに、はじめて「随分前から分かって使っていたのだ」と感じるアレ。ウェブに限った話ではない。分かって一寸安心するまでは何でも似たようなものだから、ゆっくり、のんびり、少し無理をして、楽しみながら歩きましょう。


歳をとっても、少しは変わりたいと思う自分の気持ちを冷笑しないでいたい。

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